子供のマイナンバーカード申請は何歳から?個人番号カードの写真は?

「個人番号カードって子供でも発行できるの。」、「子供にもマイナンバーカードが必要なの。」という質問を親御さんから受ける機会が増えています。

また、「子供は短時間で大きく成長するけど、写真はどうするの。」という疑問を持っている人もいます。

この記事では、子供にマイナンバー個人番号カードは必要か、何歳から申請できるか、カードの発行申請方法について解説します。

子供のマイナンバー個人番号カード発行申請の可否と年齢

結論から言うと、子供でもマイナンバー個人番号カードは申請できます

子供について発行申請をすれば、子供の顔写真やマイナンバーなどが表示された個人番号カードが発行されます。

申請は何歳から?

個人番号カードの発行申請に年齢制限はないので、0歳の赤ちゃんでも申請することができます。

ただし、子供の年齢が15歳未満の場合は法定代理人が申請する必要があります。

法定代理人とは、本人の代理人になれることが法律に定められている人のことです。

子供の場合は、親権者や未成年後見人(親がいない子供について、法律上、親権者の代わりに子供の監護教育や財産管理をする人)が法定代理人となります。

内閣府は、「子供でもマイナンバーカードの申請はできますか。」という質問に対し、以下のとおり回答しています。

15歳未満および成年被後見人の方は法定代理人により、申請していただく必要があります。 また特別な理由がある場合は、市区町村長が認める任意代理人により申請が可能です。

引用:内閣府

「特別な事情がある場合」というのは、法定代理人が病気や怪我の影響で手続きをすることができない場合などが考えられます。

対応は市区町村によって基準や対応が異なるので、事前確認が必要です。

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子供のマイナンバー個人番号カードの発行申請

子供のマイナンバー個人番号カード発行申請の方法について解説していきます。

申請者

子供の年齢によって申請者が異なります。

子供の年齢申請者
15歳以上子供本人
15歳未満法定代理人

申請先

子供が住んでいる(住民登録している)市区町村役場です。

申請期間

申請期間は限定されていないので、子供のために個人番号カードを作ろうと思ったときに作ることができます。

親が個人番号カードを申請するときに、子供の分も一緒に申請するのが一般的です。

必要書類

市区町村役場で個人番号カードの発行申請をするときに、親だけで行くか、子供と一緒に行くかによって、必要書類が異なります

親だけ子供と一緒
  • 子供の通知カード:マイナンバーが記載された紙製のカード
  • 個人番号カード交付電子証明書発行通知書兼回答書(はがき)
  • 子供の住民基本台帳カード:持っている人だけ
  • 子供の写真:4.5cm×3.5cm
  • 親の身分証明書
  • 親子関係を証明する書類:戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)か住民票
  • 子供の通知カード:マイナンバーが記載された紙製のカード
  • 個人番号カード交付電子証明書発行通知書兼回答書(はがき)
  • 子供の住民基本台帳カード:持っている人だけ
  • 子供の写真:4.5cm×3.5cm
  • 親の身分証明書

子供の通知カード

2015年(平成27年)10月以降、市区町村から住民一人ひとりに届けられています。

家族の場合、親子の通知カードがまとめて届いているはずです。

個人番号カード交付電子証明書発行通知書兼回答書(交付通知はがき)

個人番号カード交付電子証明書発行通知書兼回答書は、個人番号カードの交付準備ができたことを通知するために、2016年(平成28年)1月以降に届けられるはがきです。

【交付通知はがき】

交付通知はがき

すでに紛失した場合、なくても申請することは可能です。

子供の住民基本台帳カード

子供の住民基本台帳カードを作っていれば持参します。

なければ不要です。

子供の写真

個人番号カードには写真が表示されるので、子供の年齢に関わらず写真を提出する必要があります。

提出する写真の基準は、以下のとおりです。

  • 縦4.5cm×横3.5cm
  • 無背景
  • 頭頂部からあご下までが3.2cm~3.6cm
  • 写真上部から頭頂部までが2cm~6cm
  • 顔の輪郭がしっかりと見えている

親の身分証明書

運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなど顔写真付きの身分証明書なら1点、健康保険証、年金手帳、社員証など顔写真がないものは2点提示する必要があります。

ただし、「氏名と住所」または「氏名と生年月日」が記載され、市町村長が適当と認めるものという要件があるので、事前に確認してください。

親子関係を証明する書類

親だけが申請窓口へ行く場合、親子関係を証明する資料の提出が必要です。

具体的には、申請日から3ヶ月以内に発行された戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)または住民票(世態全員が記載されたもの)を提出します。

マイナンバー個人番号カードの発行申請から受け取りまで

個人番号カードの発行申請をした後の手続きについても、確認しておきます。

発行申請から受け取りまでにかかる期間

約1ヶ月です。

大人の場合と同じく、申請から受け取りまでには一定の期間がかかります。

受け取りの方法

申請から約1ヶ月経つと、交付準備ができたことを通知する交付通知書(はがき)が届くので、以下の書類を持って申請した窓口へ行きます。

  • 交付通知書(はがき)
  • マイナンバー通知カード
  • 本人確認書類
  • 住民基本台帳カード:持っている場合のみ

暗証番号の設定

また、受け取り時には暗証番号(パスワード)を申請する必要があります。

暗証番号桁数
署名用電子証明書(15歳以上の場合)英数字6~16桁
利用者証明用電子証明書数字4桁
住民基本台帳数字4桁
券面事項入力補助数字4桁

利用者証明用電子証明書は、コンビニ交付サービスなどを利用するときに必要なパスワードです。

カードの発行申請をするときに「搭載不要」を選択しない限り、子供用の個人番号カードにも利用者証明用電子証明書の機能が搭載されますが、子供が15歳未満の場合、法定代理人が暗証番号を設定します。

一方で、実印と同じ機能を持つ署名用電子証明書については、子供が15歳未満の場合は発行されません

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マイナンバーカードの暗証番号(パスワード)の桁数・種類と変更方法

子供にマイナンバー個人番号カードは必要か?

個人番号カードの主な機能を確認しておきましょう。

  • マイナンバーを証明する書類
  • 本人確認のための身分証明書
  • 各種行政手続きのオンライン申請
  • 各種民間オンライン取引
  • コンビニ交付サービスの利用(住民票などの発行)
  • 各種ポイントの一本化
  • マイナポータルの利用

ほとんどが子供が利用する機会が少ない機能です。

しかし、「本人確認のための身分証明書」としての機能は、子供が小さい頃から役に立ちます。

例えば、金融機関で子供名義の新規口座を開設するときは、顔写真入りの身分証明書の提出を求められます。

顔写真入りのものがない場合、健康保険証、在学証明書、住民票など、「氏名と生年月日」または「氏名と住所」が記載された証明書を2点提出しなければなりません。

子供の個人番号カードがあれば、顔写真入りの身分証明書の問題をクリアすることができます。

また、今後はさらに機能が拡張され、諸外国と同じく「個人番号カードを常備する」のが当たり前な社会になることが予想されるので、今のうちに個人情報カードを持つ習慣をつけておくことも意味があるでしょう。

子供の個人番号カードを発行するデメリット

デメリットとしては、後進に手数料がかかることが挙げられます。

個人番号カードには有効期限があり、定期的に手数料を支払って更新しなければなりません。

更新手数料はカード本体が800円、電子証明書が200円ですが、使用頻度が高くないことを考えると高く感じるかもしれません。

また、子供の個人番号カードは親が保管するのが一般的ですが、長期間使用せずにしまい込み、しまった場所が分からなくなるおそれもあります。

紛失した場合は再発行が可能ですが、発行手数料がかかります。

このあたりのデメリットも踏まえて、子供の個人番号カードを作るかどうか検討してください。

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マイナンバー個人番号カードを紛失!直後の手続きと再発行の必要書類は?

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離婚ハンドブック編集部

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家事事件(離婚、遺産分割、成年後見など)を専門に取り扱って11年になります。
これまでの実務経験から、当事者自身が離婚に関する知識を得て、自分で考えて判断することが「後悔の少ない離婚」につながるという考えており、その考えに基づいて「離婚ハンドブック」を運営しています。
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